
※2020年5月に「世相ロケット」にアップした記事を移転しました。
まず、この動画見ていただきたく存じます。
【CM 1989-91】三共 Regain 30秒×7
そして、この動画のリンク先にあるコメント欄には、
リアルタイムで「勇気のしるし」が流れていたころの時代をなつかしむコメントがあります。
曰く「この時は24時間働いたら24時間分以上の給料出てたからね。
今24時間働いても12時間分も出ないよ。」
曰く「しっかり働けば、会社はそれに報いる形が出来ていた頃。長時間労働は厳しいけど、
手元にしっかり残り、明日に希望を見れたのが平成元年。
しっかり働いても、給与は抑えられ、雇用は不安定で明日に希望など無く、
生きるだけで精一杯な令和元年。」
曰く「バブル絶頂期 最高だった。ボーナス帯封付きの札束もらったよ。」
平成元年と令和元年、なにゆえこんなに差がついた?
簡単なことです!
いまでこそ、れいわ新選組の、
「大西つねき」さんが、個人でたちあげた政治団体「フェア党」のHP
「328兆円分のタダ働き〜間違えだらけの国家経営平成30年間の失政の本質」に
つぶさに原因が記されてます。
プラザ合意以降の急激な円高の中、輸出を拡大することは容易ではありません。
円相場が200円近くから79円台まで2.5倍も暴騰しているということは、
同じ1万円の製品が50ドルから125ドルと2.5倍になるということです。
その中で輸出し続けるにはコストを削るしかありません。
輸入の原材料費はすでに円高で2.5分の1になっていますから、
他に削るとしたら販売管理費、人件費など、要するに国内に回るお金です。
その目先のコストカットを血眼になってやり続けた結果、
どうなったでしょう?国内にお金が回らなくなり、デフレスパイラルに陥りました。
その一方で日本の輸出産業は黒字を稼ぎ続け、実に328兆円分もの外貨を稼いだのです。
しかしすでに説明した通り(引用者註・詳細はリンク先にて)、
黒字として溜まった外貨は海外に貸しっぱなしで日本には入ってきません。
つまり、日本の労働者は受け取れないのです。
そもそもその黒字自体が、長時間労働、サービス残業など、
労働者を犠牲にしたコストカットの上に成り立っているのに、
その恩恵を受け取れない。
つまりは366兆円分のタダ働きということです。
ようするにGDPアップ、
対外黒字稼ぎが正義というのを
金科玉条として、
とにかく給与据え置きないしはカットして、
生産性はあげよと発破かけまくり、
人件費など経費ケチりつつ
海外には今までの価格で売って
儲けが出るようにした、
それが報われなくなった原因なのです!
ではどうしろと?
その答えは、とりま
フェア党HPの「基本政策」でも見てみてください。
ずっとスクロールしていくとたどり着きます。
https://www.fair-to.jp/